フィッシャー総裁（ダラス地区連銀）とスターン総裁（ミネアポリス地区連銀）は２８日、米経済の低迷が続いたとしてもインフレ抑制のため、近い将来利上げが必要になるかもしれないと警告した。

　金融マーケットではこれを受け、ＦＲＢが利下げサイクルを終了し

　　　　　　２００８年中に政策の方向転換に踏み切る可能性

があるとの見方が高まった。

　両総裁は今年の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で投票権を有しており、ＦＲＢが４月に政策金利を２．０％に引き下げた際には、タカ派の１人であるフィッシャー総裁が、ＦＯＭＣで３回連続して利下げに反対してきている。
　　　
　　　

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