2024/03/26 07:10
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今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を経てS&P500種株価指数は過去最高値を更新したが、FOMCを前にした1週間に米国株からは巨額の資金が流出していたという。 バンク・オブ・アメリカ(BofA)はEPFRグローバルを引用したリポートを使って、20日までの1週間に米国株ファンドから 約220億ドル(約3兆3300億円) が流出したと顧客向けリポートで明らかにした。 この流出額は2022年12月以降で最大だった。 この期間にS&P500は1.2%上昇している。 FOMCでは年内3回の利下げ見通しを維持していることが示唆され、同指数は期間後にさらに上値を伸ばした。 米国株ファンドには前週に記録的な資金が流入していた。 このため、流出は 資金の動きが急激に反転 したことを示す動きだ。 企業の利益見通し が堅調なことからまだ上値余地があるとみていると述べていた。 今回のリポートはまた、マネー・マーケット・ファンド(MMF)からの流出が610億ドルに上り、昨年10月以来の大きさだったことも明らかにした。 なお、世界の債券ファンドには54億ドルが流入しただけだ。 ひとこと 金融市場の暴落前に資金を確保し下落を待つ流れが起きているようだ。 鴨ねぎ投資家の金融市場への参入が続き上値を追う動きが続いており、巨大な資金を運用している投資家はリスク回避から資金の流出を行って下落時の底値買いを狙っているのだろう。 PR |
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