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# 米検察当局が テスラによる詐欺行為の有無を調査中
2024/05/09 05:06
 ロイター通信によると、米国検察当局が、テスラが同社の電気自動車(EV)の
   自動運転機能
について投資家や消費者に誤解を与えたか否かについて調査していると、この事情に詳しい複数関係者を引用して報じた。
 テスラの「オートパイロット」と「完全自動運転(FSD)」システムは
   完全な自律走行
ではなく、司法省は同社と
   イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)
による自動運転を示唆する説明や発言について調べている。
 この関係者がロイターに語ったところでは、検察当局は、テスラの行為が
   投資家を欺いたこと
による証券詐欺などに該当するかどうかを調査している。
 また、証券取引委員会(SEC)も、テスラが投資家に対して行った運転支援システムに関する説明について調査しているという。
 8日の米株式市場の通常取引開始前の時間外でテスラ株は一時3%余り下落した。
 
   
ひとこと
 日本の自動車メーカーや鉄鋼メーカーなどの検査数値の改竄なども、詐欺的行為に他ならないが、司法制度を歪めている企業経営者に甘い日本の政治体質では、欧米との競争ができなくなっている。これもバブル後のコストカッター最優先の銀行幹部が組み込まれてしまった企業の内部で幅を利かせて人事を歪めてきた結果だろう。
 
    

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