2024/05/09 08:38
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中国共産党の主張する「三つのノー」政策には本質的な矛盾がもともとあり、中国共産党がロシア軍のウクライナへの攻撃戦略における重要な時期に兵站線を遮断させ、ロシアを見捨てる可能性が指摘されている。 そもそも、中国共産党とロシアの協力は無制限ではなく 中国の国益 に基づいて調整されているのは当然のことだ。 ラブロフ外相の中国訪問で示された「三つのノー」政策は、中国共産党が 戦略的余地を確保 しようとしている兆候でもある。 ただ、この戦略は、中国共産党にとってリスクを伴う者に変化しかねず、ロシアの軍事産業支援が制裁を招く可能性も高い。 この微妙なバランスを維持することは、中国共産党にとって困難で、戦争が長引くほど困難さは増し自己矛盾を生じさせる。 中国共産党はロシアとの同盟関係を維持しながら、西側諸国の経済制裁を避けようとし、この相反する立場は、中国共産党の外交政策にとって大きな挑戦となる。 そもそも、西側諸国との関係を損なわずに、ロシアとの同盟を維持する適切なバランスを見つける必要があるが、中国国内の政治権力のバランスを崩しかねない危うさと表裏一体の関係がある。 中国共産党とロシアの関係は今後も変わり続けるのは必定だ。 ウクライナが西側からより先進的な武器を得る中、ロシアは中国共産党からさらなる支援を求める可能性があり、この微妙なバランスの維持は、今後ますます困難になると考えられる。 ただ、中国依存が強まれば、ロシアの立場を危うくするのは変わらない。負ければろ足が分裂し極東から中央シベリアまでの自治国が独立して、中国の支配下に入るおそれも出てくるだろう。 また、情報機関との対立関係があるロシア軍の将軍が個別に独立を仕掛け大混乱に一いる可能性もある。 PR |
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