2012/06/03 23:21
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オーストラリア3位の鉄鉱石生産会社 フォーテスキュー・メタルズ・グループ のネビル・パワー最高経営責任者(CEO)は3日、オーストラリア放送協会(ABC)の番組「インサイド・ビジネス」で鉄鉱石価格は 長期的に持続可能な水準 を見いだすまでに19%下落するとの見通し示した。 中国の経済成長鈍化を理由として挙げている。 フォーテスキューの鉄鉱石価格が1トン当たり約110ドルに下落するとの見方を示した。 なお、スチール・インデックスが集計している価格指標によると、鉄鉱石の1日時点の価格は135ドルだった ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ ひとこと 地政学的なポジションから考えれば豪国内の鉄鉱石の輸出先である中国の経済環境の悪化は向かい風になっている。 これまで膨大な人口を抱え、低賃金で生産活動が行うことが出来た中国も人民元の上昇や人件費の高まりで製造業の競争力は手栄貸しつつある。 日本から中国に進出した企業でも消費地の拡大まで実行できていないような企業の淘汰は既に始まっている。 円高をとやかく言って海外に工場等を移動させる経営者も多いが、円安に振れた場合の影響を考えていないようだ。 新興国や途上国における政治的な面への意識も少ないまま消費地が日本国内が主力の企業の多くは数年以内に消え去るだろう。 PR |
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