2010/04/14 04:34
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ケリー・キリンジャー元最高経営責任者(CEO)の発言 米国議会上院常設調査小委員会での証言 2008年9 月25日に経営破綻した米国のS&L(貯蓄・貸付組合) ワシントン・ミューチュアル(情報) のキリンジャー元最高経営責任者(CEO)は、同社が金融機関としては 米国史上最大の破綻 に陥ったのは、米国政策当局から優遇される金融機関のグループから同社が外されたことも一因だったとの見解を述べた。 また、ワシントン・ミューチュアルが空売りから保護されず、米国財務省は競合他社との情報説明会からワシントン・ミューチュアルを排除したと言明した。 優遇されるグループに含まれた同胞意識が強過ぎてつぶせない機関が受ける恩恵は明らかだとし グループから外れた機関 は厳しいペナルティーを受けたと指摘した。 さらに、政策当局が取った行動は、金融業界では ウォール街の大手行が優位な立場 にあるという考え方を反映しているとした上で、競争鈍化や手数料の上昇、預金利息の低下といった形で、最終的に 消費者がこうした考え方のつけを払う羽目になる のではないかと懸念していと述べた。 同委員会では金融システム崩壊をめぐる調査で公聴会を複数回予定しており、この日が初回であった。 PR |
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