2010/05/25 05:17
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丸三証券は5月20日に栗田工業(6370)のレポートを発表した。 同社は水処理にかかわる薬品・装置を販売し、水処理にかかわる薬品・装置に強みを持っている。 → ranking ただ、海外売上比率は11%に過ぎないが、今後は経済発展の要素となる水が不足し、工業用水等の確保のため中国南部で建設したダムの影響でメコン川の水量が大幅にダウンするなど 水運の利用が制限される など 国際問題化しているような状況であり、中国向けの売上高も前期で39億円程度と連結売上高に占める割合は1.6%とまだ少ないが汚水等の処理で同社の技術が注目される可能性が高い。 上海万博などの開催により都市部の水環境に関する中国政府の対応は厳格化する方向にある。 → ranking 工業化が進むアジアでは水資源の有効活用は重要課題となっており、1960~1970年代の日本で工業用水の回収率が急速に上昇したが、中国を始めとしたアジアでも今後同様の変化が起きる可能性があることは潜在的な追い風となりそうだ。 → ranking PR |
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