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# 株式リスクプレミアム(ERP)が2000年代初期を最後に見られない大幅なマイナス圏となっている現象が起きている。 
2024/04/18 06:34
 米国株は続落。S&P500種株価指数は4営業日連続で下げ、過去最高値からの下落率が4%を超えた。
 一部の大型ハイテク株が売りを浴びた。
 オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングの受注急減を嫌気し米市場でも半導体株が下げた。
 大型ハイテク株ではエヌビディアに売りが集中した。
 
 ボラティリティー指数(VIX)のオプション最終取引を控え、強気と弱気のせめぎ合いとなっている。
 債券で期待されるリターンと米株式の期待収益率の差である
   株式リスクプレミアム(ERP)
は、現時点で大幅なマイナス圏にあり、2000年代初期を最後に見られない現象が起きている。
 
 この指標は必ずしも株式にとって悪いものではなく
   景気サイクル
によって違ってくる。
 低いERPは企業利益が将来に押し上げられる兆候と受け止められる。
 しかし、バブル醸成の過程にあることを示唆し得るといった側面もある。

 企業ニュースではマイクロソフトによるオープンAIへの
   130億ドル(約2兆円)の投資
が、欧州連合(EU)の競争部門による
   正式調査を回避
する見通しとなったことが、複数の関係者がメディアの取材で明らかにしたもの。
 
 電気自動車メーカーのテスラ
   イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)
への560億ドル(約8兆6600億円)の報酬パッケージを巡り、株式の下落が大きくなっている状況もあり、株主に再度投票を求める。
 バイデン米大統領は17日、中国からの
   鉄鋼・アルミニウム輸入
のうち、現在の関税率が0%ないし7.5%の製品について、通商法301条に基づく精査の一環として
   税率を25%に引き上げ
るよう提案することを明らかにした。
 
  

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