2017/07/20 05:57
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米国の華字メディアの 多維新聞 によると、米外交専門誌 ナショナル・インタレスト はこのほど、北朝鮮の最高指導者である 金正恩(キム・ジョンウン)氏 より恐ろしい核指導者は中国の毛沢東だと指摘したと伝えた。 北朝鮮は4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った。 これにより、米国、韓国、日本などは金正恩の 核武装計画 により絶え間ない脅威にさらされている。 ただ、歴史上、金正恩が及ばない核指導者が少なくとも1人は存在し、それが中国の毛沢東だと指摘した。 毛沢東の権力集中の目論見が数十年間戦争と混乱に陥れ、中国人の25%を飢餓や政治闘争で粛清しことでた中国に統一をもたらした。 残虐性のある変容的で歴史的な悪政の指導者であることは疑いようのない事実だ。 そのため、権力を引き受けた瞬間から、核戦争に「無邪気な」態度を取るようになったという当然の指摘だ。 中国の革命的指導者は、米国と敵対するだけでなく、重要な大国のソ連との力比べも惜しまなかった。 中ソの紛争は1969年、中国軍がソ連の国境警備隊を襲い、50人の兵士を殺害した際に頂点に達した。 毛沢東ははるかに強力で核武装した国との戦争の危険にさらされたが、莫大な中国人の数で攻め人口崩壊も考慮すらしない自爆攻撃を主導する戦略は常軌を逸しているものだ。 毛沢東の最も恐ろしい側面は、中国が1964年に最初に実験した核兵器に関する彼の見解であった。 ソ連は当初、中国が独自に核兵器を建設するのを支援することに同意したものの 毛の核戦争 に対する「遠慮のない」態度に対する懸念から、支援を打ち切っている。 毛沢東は1955年、フィンランド大使に核戦争に対する自身の見解として、中国の人々は、米国の 原子の脅迫の脅し に屈してはいけない。 中国の人口は6億人、面積は960万平方キロメートルだ。 米国の原爆では中国人を一掃するには数が足りないだろう。 たとえ米国の原爆が中国に落とされても、たとえ地球に大穴が開いても、あるいは地球が粉々に吹き飛ばされたとしても、太陽系にとっては大きなことかもしれないが、宇宙全体から見れば取るに足らないものだ。 米国とソ連がともに 中国の核武装計画 に対する予防的攻撃を開始することを真剣に考えていたことは不思議ではないが、議論ばかりで時間が掛かり、結局、どちらの側も引き金を引くことはなく、中国は核保有国となり、抑止が始まった。 米国が北朝鮮の急速な核の進展に極度に関心を向ける必要はないと言っているわけではないが過去の実績は将来の結果を保証するものではない。 毛沢東の例は、米国が金政権に対する抑止オプションを排除すべきではないことを示唆していると続けた。 ひとこと 人海戦術的に6億人(当時)の中国人を自爆攻撃で消耗することも躊躇しない毛沢東と同じことを金正恩が実行する可能性はある。 ただ、中国と北朝鮮が異なるのは国民の数だ。 PR |
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