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2010/05/24 22:18
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客家(ハッカ)は原則としては漢民族で、ルーツと遡ると古代中国(周~春秋戦国時代)の 中原や東北部の王族の末裔 であることが多いともいわれている。 北方の遊牧民国家の南下に伴う、戦乱から逃れるため中原から南へと移動しながら、定住を繰り返していったもので漢民族のなかでも中原発祥の中華文化を守ってきた正統な漢民族の一派である。 当然ながら、移住先では原住民からみて よそ者 であるため、客家とよばれ、原住民との利害の衝突も起こり軋轢も多かったという。 秦の時代あたりから移動を始めており、江西地帯へ入植後、唐末、北宋時代に福建省の奥地に南下した。 南宋時代には広東省まで拡大している。また、満州人が建国した清の時代には領土を拡大させたことから西は四川省、東は台湾に展開、そして最後の段階として、海南島まで南下した。 土地の所有が困難であったために流通や商業に従事することが多く、教育にも熱心なことで知られる。 商業のほかには教育の高さから教職につくことが多い。 客家を含む華僑はユダヤ人・アルメニア人・印僑と共に四大移民集団の一つと言われている。 PR |
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