アルミニウム生産で米最大手のアルコア は、２つの上場会社に分離すると発表した。
　
　１社目はアルコアの社名を維持し鉱山・金属生産の事業に集中し、２社目はハイテク製品に特化するという。
　
　発表によると、分割は2016年７－12月（下期）に完了する予定でアルコアのクラウス・クラインフェルト会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は２社目の企業を率いる。
　

　新アルコアはアルミニウムの原料となるボーキサイトの鉱山事業とアルミニウム生産を手掛ける。

　なお、商品相場の下落などから格付けはジャンク級であるものの、そのの中の上位になるという。
　
　２社目は投資適格の格付け取得を目指す。

　この発表に伴い、アルコア株は時間外取引で一時6.4％高となった。　 　
　　　　　　
　
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