スイスの資源商社
　　　グレンコア
は同社の農業事業の少数株売却に向けシティグループとクレディ・スイス・グループを起用したと、事情に詳しい関係者一人が匿名でメディアの取材で明らかにした。


　なお、今回の株式売却は同事業全体を
　　　最大120億ドル（約１兆4500億円）
と評価するものになる可能性があるという。


　グレンコアは政府系ファンド（ＳＷＦ）やアジアの商社合わせて約10社と協議しているとのこと。
　
　

　今回の少数株売却は同社のアイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）が９月初旬に発表した債務削減プログラムの一環という。
　
　この計画の中には25億ドル相当の新株発行のほか、資産売却、支出削減、配当停止などが含まれる。

　プログラム全体で同社の債務を300億ドルから200億ドルへと削減することを目指している。

　
　なお、グレンコアは同少数株を１社ではなく、複数のＳＷＦやアジアの商社に売却する可能性が高いという。
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