ＮＹ時間帯、外国為替市場では米ドルが全主要通貨に対して下落した。

　米茎系大手銀行３行が公的資金を返済するとの報道が市場に伝わったことから、銀行には十分な資金があるとの見方が広がり、安全への逃避先としての米ドル需要が後退した。



　米ドルは４月の住宅着工件数が

　　　　45万8000戸（前月比 －13％）

と調査開始以来の最低となったことがきっかけ対円でも下落記帳となった。　

　高金利通貨である豪ドルは対米ドルで昨年10月以来の高値まで上昇した。

　スティーブンス総裁（豪準備銀行　ＲＢＡ）が世界の景気回復は年末にかけて始まる可能性があると発言したことで豪ドルが買われた。
　
　　　

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