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2025/12/07 22:02
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ユーロ圏の11月のインフレ率は、前月から伸びが若干加速し、 追加利下げ の根拠はほぼ見当たらないとする欧州中央銀行(ECB)の見解を裏付ける結果となった。 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が2日発表した11月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は 前年同月比+2.2% に上昇した。 なお、前月は2.1%上昇だった。 事前調査の予想値は2.1%上昇が見込まれていた。 変動の激しい項目を除くコアCPIは前年同月比2.4%上昇で、前月から変わらずだった。 当局者らが注視するサービスのインフレ率は若干上昇した。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の物価急騰を経て、ユーロ圏のインフレ率は9カ月間、ECBが目標とする2%付近で推移している。 基調的なインフレ圧力も、より緩やかなペースではあるが弱まりつつある。 ただ、ユーロ圏加盟国間では各国の経済状況の違いやベース効果が響いて、状況が大きく異なっており、ドイツではインフレが加速した一方、フランスでは横ばい、スペインとイタリアではインフレは減速した。 投資家やエコノミストらの間ではECBは今月の会合で政策金利を再び2%で据え置くとみる。 PR |
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