欧州委員会の
　　　レーン委員（経済・通貨問題担当）
は２０日
　　　スペインの銀行の資本増強
に向け
　　　欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）
や常設の金融安全網である
　　　欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）
の資金を活用する計画はないと言明した。
　
　スペインは確固とした姿勢で問題解決に取り組んでおり
　　　財政目標の達成
とりわけ地方政府による予算節減だけでなく
　　　貯蓄銀行
をはじめとする銀行セクターの再編にも焦点を当てているとの見方を示した。
　　
　なお、国際通貨基金（ＩＭＦ）は、ＥＦＳＦやＥＳＭの資金をスペイン銀行の資本増強に直接充てるよう求めている。 　　

　金融市場ではスペインをめぐる不安が過去２週間で再燃している。
　レーン委員は同国が１９日に実施した国債入札について
　　　比較的順調にこなされた
と指摘した。
　
　
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ひとこと
　欧州経済の首に鈴は付けれず。
　ＩＭＦの思惑に従うような国は欧州にはいないと言うことだ。
　
　ＩＭＦの要請など聞く耳は持っておらず自国の経済を最優先するのが政治家の使命だ。
　
　これを放棄した姿勢が見られるような政治家など国賊でしかなく排除すべき輩であるのは欧米の基準で考えても明らかだ。
　　　
　　

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