2024/03/28 06:23
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東京外国為替市場では27日、円相場が対ドルで約34年ぶりの安値に下落した。 日本銀行がマイナス金利政策を解除した後も、4がつの日米首脳会談を考慮したのか 緩和的な環境を維持する姿勢 を示したことで、早期利下げ観測が後退する米国との金利差が意識され、円売りが加速し始めたた。 こうした動きに対して日銀と財務省、金融庁が同日午後6時15分から3者会合を開催し、神田真人財務官は会合後の記者会見で「常に準備はできている」と述べ、介入も辞さない姿勢を明確にしたが、市場の流れをケエルには力不足な状況を露呈してしまった。 円相場は同日午前に一時1ドル=151円97銭まで下落し、2022年に付けた1990年7月以来の安値(151円95銭)を下回った。 市場でタカ派とみられる日本銀行の田村直樹審議委員がこの日の講演で ゆっくりと着実に正常化を進める と述べたことが、円売り材料視され売られた。 円安進行を受け、財務省、金融庁と日銀は国際金融資本市場に関わる情報交換会合を開いた。 円はドルに対する下げを解消し、午後7時27分時点で前日比0.2%高の151円20銭前後で取引されているが日が明けても、151円のラインが突破できておらず、円を買う動きが出るかどうかだ。 PR |
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