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2016/06/07 05:49
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英区の経済誌エコノミストは、中国の経済成長にとって科学技術が依然としてボトルネックになっていると報じた。 OECD(経済協力開発機構)の統計によると、中国の研究開発費は、2000年以降増加の一途をたどっている。 14年にはGDPの2.1%を占め、先進国の平均水準並みとなった。 このままの増かスピードが続けば19年には世界最大の研究開発国になるとみられている。 中国は研究開発分野に多額の資金を投じ、大量の論文を増加させているが盗用も多く、全般的な質は悪いものが多いようだ。 中国の研究開発レベルの向上と、多額の投資による成果が出てきており、貴州省に建設中の世界最大級となる 電波望遠鏡 が9月に稼働することが予定されている。 これも、共産主義国家として無理やり建設したような状況で、地域住民の不満が多いとBBCが伝えた。 また、欧州の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のように、大規模な実験装置は新たな発見を生むきっかけとなることから、さらに巨大な実験装置が中国で議論される可能性もある。 また、引用される論文の数も、中国は急速に増やしている。 ただ、中国の専門家たちは「科学技術は依然として中国の経済成長にとってボトルネックになっている」と話している。 学術詐欺の横行や形式ばかりが先行する風潮があり、質よりも量が優先されていることが研究開発を阻害する要因になっている。 学術詐欺の横行は、監督・管理の不十分さや、学術文化が根づいていないことを暗示している。 質と量の双方で、中国が世界のトップレベルになるには、まだ時間がかかりそうだと伝えた。 PR |
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