米国大統領の
　　　ドナルド・トランプ氏
が１１日、ホワイトハウスの大統領執務室で与野党の議員と
　　　移民政策
について協議した際、「なぜわれわれは不潔な国々から人々を受け入れているのか」と述べ、アフリカの国々やカリブ海の島国ハイチを侮辱する発言をしたとするワシントンポストなどの報道を受け、当事国からは怒りと非難の声が上がった。
　
　　
　アフリカのボツワナ政府は１２日、声明を発表し、報道されている発言を「人種差別的なものだ」と非難したうえで、ボツワナに駐在する米国大使を呼び出して説明を求めた。

　また、ハイチ政府も１２日に発表した声明で「深いショックを受け、憤慨している」と怒りを露わにして、「発言が本当であればハイチ人社会に対するまったく誤った人種差別的な見方だ」と反論した。

　中米・エルサルバドルの政府は、発言に抗議する書簡を米国政府に送ったことを声明で明らかにした。
　

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