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# 中国が高速鉄道を輸出するうえでのモデルケースは遅れ、開業が約束通り果たせない
2018/01/16 19:22

もともと日本の受注が確実視されていたインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画だが、途中で競争に参加した中国によって受注を奪われた。
 
 中国は2019年の開業をインドネシア側に提案していた。
 ただ、工事の遅れが顕著となっており19年開業は難しい状況だ。
 
 
 中国メディアの中国新聞社は10日、インドネシア国内ではメディアがジャワ島のプロジェクトは「停滞している」、「前進していない」と報じるとともに、「遅々として進まない」と批判していることに対し
   ジョコ・ウィドド大統領
が直々に閣僚に対してジャワ島の高速鉄道プロジェクトの進捗具合を評価、検討するよう閣僚に命じたことを伝えた。
  
  
 ウィドド大統領の動きはインドネシア国内で注目を集めると同時に、インドネシア在住の華僑や華人たちの間でも衝撃が走ったと伝えた。
 
 ウィドド大統領がプロジェクトの進展に「不満」を抱いている可能性がある。

 同プロジェクトは19年開業が予定されていたが、土地収用が難航し、予定どおり開業できるめどは立っていないと指摘したうえ、インドネシアの人びとからも
   進展が遅すぎる
と認識されていると伝えた。

 1月8日にはインドネシアに着任したばかりの中国大使も視察を行ったが、果たしてにできるのだろうか疑問もあり、今後の進展に注目が集まっている。

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