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# スペイン債の下落を止める術は??
2012/06/12 19:56
 欧州債市場では銀行支援合意に伴う楽観が冷めたほか、格付け会社フィッチ・レーティングスが同国の2012、13年の財政赤字は目標から大きく外れるとの見通しを示したことが響きスペイン債が下落した。
 
 格付け会社フィッチ・レーティングスのマネジングディレクター
   エド・パーカー氏
は12日オスロでのイベントで、スペインの
   今年と来年の財政赤字
が政府目標を大きく外れるとの見通しを示した。
 
 スペイン最大の不動産鑑定会社TINSAによると5月の住宅価格は
   前年同月比-11.1%
に下落したと12日、電子メールで発表した。
 
 国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は、スペインの銀行救済のための
   1000億ユーロ(約10兆円)規模
の支援がスペイン国債の
   クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)
の決済につながる可能性は低いとの見解を示した。
 
 スペインの提案が債券保有者の劣後化という点で
   決済を引き起こす信用事由
に当たることはないと思われると説明した。
 
 スペインが銀行のために外部支援を求めたことで、スペインの国債と同国の銀行債の保有者の弁済順位が下がるとの観測が浮上している。
 
 
 
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ひとこと
 財政健全化による支出削減だけでは経済のパイが狭くなるだけで、景気回復など無理な話だ。
 税収が増加するためには増税などよりも市場の活性化に伴い付加価値の増加が図られるように政策を展開することが重要だろう。

 単純に増税を叫ぶような政治家は無能であり政治家としての素養が欠如している。
 また、支出先を削減することも多くの場合にはメリットよりもデメリットが大きくなるだけだ。
 
 経済システムを理解できていない庶民感覚の政治家では国政を誘導し経済の活性化と拡大を行うのは不可能だ。
 現在、代議士の半数近くがこうした手合いの代議士が占めており無駄そのものだ。
 代議士の数など100人減少などではなく半減することが必要だろう。
 
 無能代議士ばかりで報酬を引き下げて国民の支持を得ようとしているが、無能は所詮無能であり無駄な存在でしかない。
 有能な代議士に有効な働きをするためには逆にスタッフ等を揃えて活動的な行動を取らせる必要があり報酬などは倍増してやればいい。
 
 仲間意識でみんなで負担するといった三方一両損などは視点を変えてみればおかしい事に気づくはずだ。
 そもそも、尾張藩主徳川宗春と徳川吉宗や大岡越前と比較すればいい。
 
 

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