アラブ首長国連邦（ＵＡE）の衛星テレビ局アルアラビアは１６日、北アフリカ西部のモロッコの内務省が１５日、北アフリカ諸国から欧州諸国への麻薬密輸を国際テロ組織アルカイダが、支援しているとの調査結果を発表したと報じた。
　報道によると、調査結果を明らかにしたのはタイブ・チェルカオウィ内務長官で、同長官は最近逮捕した３４人の麻薬関係者の調査の結果、双方の直接的関係は明白だと強調した。
　両組織は、モロッコの砂漠と港湾を利用、運搬や取引の基地にしていたという。→ ranking　
　
　麻薬王らは主にコロンビアやベネズエラ、スペイン人で北アフリカ諸国のアルカイダとの良好な関係を持っていた。　
　２０１０年の３月から８月までに、コカイン６０キロ以上を運搬するのに８回の密輸行為で成功させた。
　このコカインはアルジェリアとモーリタニアの国境を通じモロッコに運搬された。　
　
　なお、逮捕された３４人は、資金洗浄のためのニセの会社も作っており、アルカイダ組織は麻薬が密輸ルートを通過する安全を保証していた模様とのこと。
　モロッコに集められた麻薬は欧州各国に送り込まれる窓口のひとつで同長官は、協力関係を持つアルカイダと麻薬組織と戦うため、同地域と国際社会に対し、協力し合うよう呼びかけた。→ ranking
　
　　　

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