英国の大手金融機関６社による４月の住宅ローン承認件数は、融資基準の厳格化で初回住宅購入者の需要が減少したことで約１年ぶりの低水準に落ち込んだ。　
　
　イングランド銀行（英中央銀行）が21日公表したデータによれば、４月の住宅ローン承認件数は
　　　　４万7000件（３月　５万1000件）
に減少し、 2009年５月以来の低水準となった。
　
　なお、同時に発表された４月の英マネーサプライ統計では広義の通貨供給量を示すＭ４は、前月比変わらずとなった。
　前年同月比＋3.3％と増加したものの、 1999年９月以来の低い伸びにとどまった。
　
　この調査ではイングランド銀が、サンタンデール銀行とバークレイズ、ＨＳＢＣ、ロイズ・バンキング・グループ、ネーションワイド・ビルディング・ソサエティー、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド（ＲＢＳ）からの報告をもとに集計したもの。
　　
　
　
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