欧州債市場では、ドイツ10年債相場が週間ベースで４週間ぶりに上昇した。
　ユーロ圏の周縁国が債務再編の必要があるとの懸念から、欧州域内で
　　　　最も安全とされるドイツ国債
に対する需要が高まった。
　ただ、独10年債相場は週間ベースでの上げ幅を縮めた。
　
　ギリシャ10年債相場は10営業日連続で下落した。
　これは2007年10月以来の最長の続落となった。→ ranking
　
　アイルランド国債相場は９営業日続落した。
　
　労働省（米国）がこの日発表した10月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことが背景に景気回復の流れが続く見込み。　
　
　景気回復の流れが継続する場合に、財政の回復が遅れることが懸念されるギリシャやポルトガル、イタリア、アイルランドなど周辺国のソブリン債券を売る動きが先行することで金融リスクが高まる可能性がある。→ ranking
　
　
　　　
　
　　　

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