交通銀行
　中国の五大銀行のひとつで本社は上海。
　上海証券取引所、香港証券取引所に上場されている。
　
　前身は1906年に中国に設立された銀行であり、本店は上海市外灘14号にあった。
　設立当初は国庫の収支の管理及び、小切手の発行等の業務を行う国営銀行であった。
　なお、中国語の「交通」は、日本語の交通以外に、通信事業などの意味も含めた広い意味に使われている。
　
　国民政府が1949年に台湾に本拠地を変えたことで、交通銀行も移転したとされている。
　ただし、交通銀行は中国側にもそのまま存在した。
　
　なお、2006年8月21日、台湾側の交通銀行は中国国際商業銀行と合併し、消滅した。
　　
　大陸側に残った交通銀行は、1951年に本社を北京へ移転、1987年に再び上海へ本社を移転している。
　2004年にHSBCが資本の19.9パーセントを取得した。

　　　

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