ドッジ総裁（カナダ銀行　BOC）の発言（27日）

　　加グローバル・アンド・メール紙のインタビュー


　世界経済のけん引役として米国に依存する現状に懸念を示した。

　米国の貯蓄率はわずかな改善のサインしか示していないと指摘し、米国は消費を抑制し貯蓄率を高めるべきとの認識を明らかにした。


　カナダ製造業は、以前と比較すると価格競争力が増し、非常に改善しているとの見解を示した。

　しかし、長期的には製造業の挑戦は続くとしている。

　サービスにおいては、アウトソーシングに直面する産業がでてくるだろうとし、グローバル化のあおりを受けるとの見通しを示した。

　また、ドッジ氏は2006年に世界的な金融危機が発生しなかったことを評価し、困難が降りかかったにも関わらず、非常に良い年を迎えることができたと発言した。　
　
　

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