シェイバニ総裁（イラン中央銀行）の発言（27日）

　　　　場　　所　　クアラルンプール

　
（発言概要）

　イランには米国との「有意義な」経済関係がないことから米ドル準備を他通貨に変更することが可能であり、同国の外貨準備500億－1000億ドルの約20％が米ドルで構成されているが、保有する水準を20％未満に削減しつつあると述べた。

　外貨準備を多様化しようとしており、米ドル以外の通貨に転換するのは非常に自然な流れである。
　米国との緊張を背景にユーロや円を増やす考えを示唆した。

　
　また、イランの経済成長について、３月20日までの会計年度の成長率が5.8－６％になったもようだと述べた。
　なお、前年度は4.5％成長だった。

　直近の会計年度の石油売上高は450億ドルという。

　　　

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