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2006/12/06 19:25
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イラン・デーリー(イラン紙 オンライン版 6日) ダネシュジャファリ経済財務相の話を基に伝えたところによると、イランは今後、米ドル建ての取引を最小限に減らし、ユーロ建て取引を増やす方針だと報じた。 外貨準備としての米ドル保有も できる限り減らす という方針を示しており、米ドルは既に、同国の外貨準備の3分の1未満となっているという。 イランの輸出額の80%を占める原油は米ドル建てで取引されるため、同国の収入の大半は米ドル建てとなっている。 こうした動きが事実であれば原油主要取引先である日本も原油代金決済においてユーロ建ての取引が求められることになりユーロの需要拡大で底堅く推移することが期待される。 日本は本来であれば円通貨による取引を拡大させる好機であるが、何ら対策をとっていない。 モハマド・モジャラッド副総裁(イラン中央銀行)は6月26日のインタビューで、同国の外貨準備の約半分は米ドル建てで、残りの大半はユーロだと述べていた。 イランは、米国が9月8日にイラン国有銀行の1つとの取引を停止して以来、米ドル建て取引を減らす方針を繰り返し表明している。 米ドルは今週、ユーロに対して1年8カ月ぶり安値をつけており今後もユーロに対しては売りが継続することが考えられる。 PR |
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