2016/06/09 04:54
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欧州中央銀行(ECB)は8日、ユーロ圏の景気てこ入れに向けた量的緩和(QE)プログラムとして 社債購入 を開始、また新しい段階に入った。 購入したのはビールメーカーのアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブ、スペインの通信サービス会社テレフォニカ、欧州最大のエンジニアリング会社の独シーメンス、イタリアのゼネラリ保険、テレコム・イタリア、フランスの自動車メーカーであるルノー、エネルギー会社エンジー、電力の独RWEなど域内大企業の社債だったとのこと。 投資家はドラギ総裁の社債購入の約束に基づき 投資適格社債 を買い進めており、それが正しかったかどうか状況を見守っている状況。 バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、ユーロ建て投資適格社債の平均利回りは7日に0.98%と1年余りで最低を記録した。 欧州域内国債の利回りは過去1年の購入で過去最低水準となっている。 ECBはQEでの購入対象に、これまでのところ国債のほかカバード債や資産担保証券(ABS)を購入してきたが投資適格級の社債を加えた。 ECBは年限5-8年の化学品と不動産会社債、6-8年の公益企業債、2-3年の自動車会社債をターゲットに購入しているという。 PR |
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