2015/10/26 18:39
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世界最大の資産運用会社、米国の ブラックロック で900億ドル(約10兆9000億円)を運用するポートフォリオ・マネージャー、ダン・チャンビー氏は26日、メディアとのインタビューで、不安定な中国経済や世界市場でボラティリティが高まる中でも「日本市場に対しては楽観視している」と述べた。 日本株を引き続きオーバーウェイトする方針とのこと。 チャンビー氏が運用するファンドは、運用資産の12%を日本株市場に配分している。 財務内容が良い自動車株や航空、鉄道などの観光関連銘柄を選好しているとのこと。 「日本市場のさまざまなところに投資機会があり、興味があるのは1つのセクターだけではない」と語った。 なお、「数カ月ではなく今後数年にかけて上昇するだろう」との見方を示した。 中国景気の減速や米英が今後、利上げにより低金利政策から脱する可能性があり、世界的に株式市場のボラティリティーは高まると見ていると述べた。 そうした中で、日本企業はバブル経済崩壊後の20年以上、財務内容の改善に努めたと指摘した。 安倍政権の下でコーポレート・ガバナンスの強化から株主資本利益率(ROE)上昇が進み、日本企業は魅力的とみているという。 また、現金の保有比率を20%に高めていると語った。 なお、過去26年の運用期間では平均で14%だったとのこと。 PR |
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