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# 日本人の食習慣は「長寿の助け」になっている
2018/07/17 07:43
 中国共産党機関紙「人民日報」のネット版である人民網は、日本人の食習慣は
   長寿の助け
になっていると紹介する記事を掲載した。
 
 世界保健機関(WHO)が発表した2015年の世界保健統計のデータを用いて、日本人女性の平均寿命は86歳を超えており、男性は80.5歳と紹介している。
 
 記事では、日本人がとても長寿である秘訣は「日本人の食習慣を見れば分かる」と説明して、長寿に寄与する5つの食習慣を伝えた。
 
 
 その1つが「食品の種類が多いこと」という。
 日本に行ったことのある人はお腹がいっぱいにならないと感じるものの、おかずの一つひとつが、食材は豊富であるものの量が少ないためで、「このような食事の方法」は、暴飲暴食による肥満や胃腸疾患を避けることができ、豊富な食材によって栄養バランスを保てると分析した。 

 
 2つ目は「よくかんで食べること」と指摘し、日本人は食べるのがとても遅く、一口のご飯を十数回から20回近く噛み、小さなおかずを食べ終えるのに十数分かける」と紹介した。
 
 長く咀嚼することは胃腸の消化の助けになり、唾液の分泌を促進する。
 このため、消化だけでなく栄養吸収の助けにもなると続けた。
 同時に、大脳へ「満腹信号」を送るので、食事量を抑えることもできると伝えた。
 
 
 3つ目は「調理方法が簡単なこと」と指摘した。
 
 日本料理では生食や水煮、蒸すなどの調理方法が多く採用されており、揚げ物やしょうゆ煮込みなどの調理方法は少ないため、「栄養素を残すことができ、しかも油分や塩分、糖分の摂取を抑えることができて、多くの疾病を防げる」と説明した。
 
 
 4つ目は「海産物を多く食べること」を掲げた。
 
 海に囲まれた日本では海産物が豊富で、魚をよく食べると紹介した。
 魚は、豚肉や牛肉などと比べて脂肪、コレステロールが少なく、良質のたんぱく質やアミノ酸、オメガ3脂肪酸などが含まれ、血液中のコレステロールを下げることができ、過剰な脂肪摂取による肥満の心配もないと続けた。
 
 5つ目は「葉菜類をよく食べること」と指摘した。
 
 日本人の長寿と青菜好きとは関係があると指摘し、日本人の食事の30%は青菜や菌類及び豆類、豆製品で、これらからビタミンやミネラルを補充でき、しかも血圧をコントロールし、血中脂質を下げ、骨格や欠陥、心臓の保護となり、がん予防にもなると紹介した。
 そして、中国では葉菜類や豆製品の摂取が非常に不足しているとも指摘した。
 
    

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