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2012/02/09 06:59
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タワーズワトソンのグローバル・ペンション・アセット・スタディーの調査によると、2011年の 世界13カ国の主要年金市場 における年金基金の総資産残高は 28兆ドル(前年比+4%) となり、過去最高を記録した。 サブプライムローン問題からリーマンショックに発生で08年には 同残高が年間で21%減少 し、06年の水準まで落ち込んだ。 09年に前年比で17%増加し、以来増加傾向が続いている。 01年に15兆ドルだった世界の年金基金の資産は 米ドル建てで年平均6%成長 を達成してきた。 世界13カ国は、オーストラリア、カナダ、ブラジル、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、日本、オランダ、南アフリカ、スイス、英国、米国。 なかでも米国は世界最大の年金市場で 13カ国の資産総額の59%を占有 している。 日本は12%、英国が9%を占めた。 過去10年の年平均成長率(現地通貨換算)が最も高いのはブラジルで14%。 次いで南アフリカ13%、香港10%、オーストラリア9%と続いた。 一方、最も低いのが日本でマイナス1%、次いでフランスが1%、スイスとアイルランドがそれぞれ4%だった。 また、対実質国内総生産(GDP)でみた年金資産の割合が最も高い国はオランダで133%、次いでスイス115%、米国107%、英国101%となった。 2001年との対比では 13カ国中12カ国が上昇 しており、落ち込んだのは日本のみだった。 日本は対01年比マイナス1%となった。 PR |
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