ゼネラルモーターズ
　（General Motors Corporation）
　本社　デトロイト（ミシガン州　米国）
　アメリカの自動車ビッグスリーの一角。略称は「GM」
　2009年6月1日に連邦倒産法第11章の適用を申請し、2009年7月10日に手続きを完了。
　　
　
　　　　　　
　・ GMとともに 　
　
　　
　1908年9月16日に
　　　ウイリアム・C・デュラント
がミシガン州フリントで組織した持株会社がゼネラルモーターズの創業となる。
　
　ビュイック・モーター（1903年創業）の経営を
　　　ジェームズ・ホワイティング
から1904年に任されたデュラントは、社長としてビュイックを全米有数の自動車メーカーに育て上げた。
　
　デュラントはゼネラルモーターズ創設後、1908年末にオールズモビルを買収し、翌年にはキャディラック、エルモア、オークランド（後のポンティアック）などを買収してGMの傘下に加えた。
　
　その後もGMはミシガン州周辺のトラックメーカーを次々買収したものの買収費用がかさんだことにより100万ドルの負債を抱えた。
　
　・ 収益を作る戦略的リスクマネジメント 米国優良企業の成功事例
　
　1910年、デュラントは株主総会で社長の座を追われGMの支配権を失い
　　　バンカーズ・トラスト
が会社の支配権を握った。
　
　デュラントは退任後シボレーの創立（1911年）に関わり、1914年に総合化学メーカーでもある
　　　デュポン
の社長ピエール・S・デュポンの支援を受け、GMの株を買い戻して1916年には社長に返り咲くとともに、シボレーを翌年GMの一部とした。
　
　・ デュポン/ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
　
　1920年にピエール・デュポンは事業の方向性の対立からデュラントを追い出してGMの実権を奪い、社長として擁立した
　　　アルフレッド・スローン
の経営によって現在に繋がる経営基盤が確立した。
　商品方針は
　　　どんな予算でも、どんな目的でも
という戦略で、複数のブランドを所有し、北米では最下段にシボレー（1990年からサターンがシボレーとは別にベーシックブランドとして登場した。
　
　・ 大失敗!―成功企業が陥った戦略ミステイクの教訓
　
　最上段にはキャディラックを位置付け、巧妙なマーケティングと、それに直結したスタイリング戦略で衆目を引き、業界シェアナンバー1を維持し続けた。
　
　
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