スターウッド・ホテルズ＆リゾーツ・ワールドワイドは、中国の安邦保険集団率いる企業連合から132億ドル（約１兆4700億円）規模の拘束力のある買収提案を受けた。
　
　この案は、先週の提案から２ドル引き上げ先に合意したマリオット・インターナショナルからの買収案よりも有利だと判断した。
　

　スターウッドは安邦案が「より優れた提案だ」と判断し、取締役会はマリオットとの合意を破棄し安邦と正式合意する意向であることを、マリオットに伝えた。マリオットはニューヨーク時間28日午後11時59分まで、既存合意の修正について交渉することができる。
　

　18日の発表によると、安邦とパートナー企業は１株当たり現金78ドルでの買収を提案した。


　スターウッドは昨年11月にマリオットによる買収に合意していたが、現金と株式を組み合わせた同案での買収価格は現在１株当たり68ドル前後なる。

　　
　
　
　

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