2017/05/22 21:44
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米国大統領の ドナルド・トランプ氏 の初外遊に同行中の長女で大統領補佐官 イヴァンカ・トランプ氏 は21日、首都リヤド(Riyadh)でサウジアラビア・スポーツ庁女性部門の副部門長を務める リーマ・ビン・バンダル・サウド王女 が主宰した地元女性らとの会合に出席し、サウジアラビアにおける 女性の権利拡大 の進展状況について「励みになる」と述べたうえ、さらなる自由が必要だと指摘した。 サウジアラビアは18世紀にワッハーブ派というイスラム教スンニ派の原理主義思想を保護し、その宗教的な力を利用してイエメンを除くアラビア半島のほとんどを席巻して巨大な王国を作り上げた。 宗教警察の監視のもと厳格な戒律を国民に守らせており、女性は公共の場では頭から足先まで布で覆わなければならないなど、多くの制限が課され、違反者への処罰も苛烈だ。 なお、世界で唯一、女性の車の運転を禁じている国でもある。 一方、サウジ政府は昨年立ち上げた2030年までの成長戦略「ビジョン2030(Vision 2030)」の中で、社会的・経済的な改革を約束した。 今月初めには、女性が男性の後見人の承諾なしに特定の活動を行えるようにする規定を国王が発令したとも報じられ変化の兆しもある。 PR |
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