米国のパソコン大手デルは１２日、米国の投資ファンドなどと組んで「ストレージ」と呼ばれる大容量データの外部記憶装置が強みのＩＴ機器大手ＥＭＣを約６７０億ドル（約８兆円）で買収すると発表した。
　
　これが成立すればＩＴ業界で過去最大の買収となる。
　２０１６年１０月までの買収完了を目指す。

　デルは長期的視点から経営を立て直すため、１３年に非上場化している
　
　
　デルは　ＥＭＣの買収により、法人向けにデータを保管するクラウドサービスなど成長市場で攻勢をかける狙い。

　なお、ＥＭＣは株価の伸び悩みで株主のヘッジファンドから経営改革を求められていた。

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