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# ウェスタンエレクトリックウェスタンエレクトリック(英: Western Electric, WE,
2011/02/12 05:02
ウェスタンエレクトリック
 (Western Electric, WE, WECo)
 アメリカ合衆国のかつて存在した電機機器開発・製造企業
 1881年から1995年まで、AT&Tの製造部門として存在した。
 
 数々の技術的発明や、産業の管理手法の開発で知られる。AT&Tのグループ企業の調達エージェントとしても機能していた。
 
 George Shawk はクリーブランドの電気機器製造企業を1856年に買収したことに始まる。
 1869年、Shawk は Enos M. Barton を共同経営者に迎えた。
 同年、Shawk は株を発明家イライシャ・グレイに売却、1872年、Barton とグレイは本社をシカゴに移し
    Western Electric Manufacturing Company
と社名を変更した。
 同社は、タイプライター、警報器、照明といった電気機器を製造し、電信事業会社ウエスタンユニオンとは密接な関係を持ち、継電器などの機器を供給していた。

 グレイは1875年に持ち株をウエスタンユニオンに売却し、グラハム・ベルの電話に関する
    特許に対する差し止め請求権
も同時に売却した。
 ウエスタンユニオンとベル電話会社の特許紛争が1879年に決着すると、ウエスタンユニオンは電話市場から撤退し、ベルは1881年にウェスタン・エレクトリックを買収した。

 ウェスタン・エレクトリックは、海外資本として日本で初の合弁事業を立ち上げた会社であった。
 1899年、日本電気(NEC)の設立当時、ウェスタン・エレクトリックは
    NECの株式の54%を保有
していた。
 日本でのウェスタン・エレクトリックの代表として
    ウォルター・T・カールトン
が日本電気社内に席を構えていた。

 1992年まで使用されていたNECの旧ロゴのデザインは、ウェスタン・エレクトリックのロゴが由来となっている。

   

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