世界の自然災害に対する保険会社の補償が昨年２月以降で日本やニュージーランド、チリの地震や米国の竜巻の打撃を受けて
　　　1000億ドル（約８兆円）
に達した。→ranking
　この影響から過去７年にわたり低下し続けた
　　　米国の法人保険料
が一部値上がりに転じ始めている。
　恩恵を受ける可能性があるのはチャブなど財産・損害保険会社やエーオンなど保険ブローカーと見られる。
　
　リセッション（景気後退）が投資資産の目減りや法人顧客の需要減退につながったのに続き、保険会社は財務体力の強化に取り組んでいるものの準備金にも業界の財務指標にも改善可能な余地はなく、現状で唯一の方法としては保険料の値上げになるとの見方が強まっていきそうだ。→ranking
　
　　

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