住友商事(8053）が出資する南米ボリビアの
　　　　サン・クリストバル銀・亜鉛・鉛鉱山
で１２日に始まった労働者による抗議行動は１６日になっても収束していない。
　労働者は、同鉱山で採掘される鉱物を隣国チリ経由で海外に輸出するために必要な鉄道を１２日にサン・クリストバル鉱山から６０マイル（１００キロ）東の地点で封鎖したままとなっている。→　ranking　
　　
　１６日は採掘された鉱物を辺りに撒き散らし、要求が聞き入れられるまで封鎖は解かないとの姿勢を示したという。　→　ranking　

　アンデス地域では地元住民が自国の天然資源を自分たちの手に取り戻し、天然資源から得られる収益の分配を求めて立ち上がる動きが相次いでいる。
　なお、貧困化に苦しむボリビアや隣国ペルーでは、銀、亜鉛、銅などの鉱山で働く地元住民による鉱山経営者に対する抗議はそれほど珍しいことではない。　→　ranking　
　
　　　　　

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