中国の航空大手
　　　中国南方航空
の2009年通期決算は旅行需要の増加と政府による資本注入が寄与し黒字に転換した

　香港証券取引所への届け出によると、2009年の純利益は
　　　３億3000万元（１株当たり0.05元）
で、前年の48億元（同0.74元）の赤字から改善された。
　中国政府は2008年の航空業界の不振を受けて業界支援を展開した影響が追い風となり、2009年通期の同社の搭乗者数は前年比14％増の6630万人であった。
　同社は昨年８月に政府から30億元の資本注入を受けている。

　１月15日から11月13 日に、中国でジェット燃料の追加料金の加算が停止となったことから2009年通期の売上高は約１％減の548億元であった。
　また、航空貨物は3.3％増の86万1930トンだった。
　　　　

[0回]