韓国最大の製鉄会社
　　　ポスコ
の2010年１－３月（第１四半期）決算は、自動車や家電メーカーからの需要拡大を受けた増産が寄与し、純利益が
　　　　前年同期の４倍
余りに増え、市場予想を上回った。
　電子メールによる同社発表文によると、第１四半期の営業利益は前年同期から３倍余り増えて１兆4500億ウォンとなり、売上高は７％増の６兆9500億ウォンだった。
　 純利益は１兆4400億ウォン（約1200億円）であった。
　なお、前年同期は3250億ウォンだった。

　ポスコは今年通期の売上高見通しを31兆9000億ウォンとし、８％上方修正した。
　また、粗鋼生産高では3450万トンと、従来予想の3440万トンからやはり引き上げた。

　鉄鋼メーカー各社は世界経済の回復加速から受注が上向いており、値上げが可能となっている。
　　　　
　　　

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