ウィリアムズ総裁(サンフランシスコ連銀)は4日、カリフォルニア州での
パネル討論会
の後、記者団に対して
追加的な景気刺激策
を支持する前に、連邦準備制度理事会(FRB)が最近打ち出した
二つの金融政策の効果
を見守る方が良いとの見解を示した。
同総裁は現在のところ、政策は適切な位置にあると言明し2つのかなり強力な政策的措置を取ったばかりだと述べ、必要ならば
住宅ローン担保証券(MBS)の新規購入
が、米国債を買うよりも
景気回復に寄与する可能性
があると述べた。
このMBS購入について、一段の刺激を与えることが適切ならば、明らかにわれわれが持つ手段だと話した
。
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ひとこと 市場への資金提供のパイプは開いたままの状態になっており、金融機関の資本準備の強化を図る動きを牽制するような発言も聞かれている。
市場からの資金の吸い上げで流動性が悪化する可能性もあるが、中国等の保有資産を米ドルから現物に変える可能性もあり、資金シフトの強さも気になるところだ。
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