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# 為替の問題には温度差
2008/06/15 06:05
 主要8カ国(G8)財務相会合終了後の会見で額賀財務相は、為替はG7で議論する対象であり

     前回のG7合意

が今でも生きていると述べた。 
 ただ、会議終了後には、ポールソン財務長官があらためて強い米ドルを支持する姿勢を表明した。

 クドリン・ロシア財務相は、米ドルの下落は実は、原油価格上昇の一因になっている。米国は今週に入りドルを強くするための措置をとると表明したが、今回の会合では話題に上らなかったと述べた。

 ラガルド・仏経済財務雇用相は、ボールソン米財務長官が、強い米ドルが、とりわけインフレへの対応という点で不可欠との認識を明確にしたことは非常に喜ばしいと述べるなど、各国の立場で、為替をめぐる温度差があることを露呈した。

 なお、4月G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)声明では、主要通貨において時として急激な変動があり、われわれはこれらが経済および金融の安定へ与え得る影響について懸念している。われわれは、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力するとして、当時の為替相場の

     急激な変動に懸念

を表明している。
    

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