米国の自動車メーカー
ゼネラル・モーターズ(GM)
のダン・アカーソン最高経営責任者(CEO)は17日
デトロイト・エコノミック・クラブ
で欧州の債務危機は、世界的なリセッションの引き金となった
3年前の住宅バブル崩壊
よりも
はるかに深刻な状況
にあると発言した。
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ひとこと サブプライムローンが組み込まれた金融派生商品が世界中に販売され、その結果、金融機関等の信用度が低下し、利益の相殺等に伴い貸付金等の返却等が加速し手入ったという流れを考えれば、金融市場の揺らぎが治まっていないということだ。
サブプライム問題の拡大からリーマンショックが引き起こされた08年の住宅危機に伴う信用逼迫が米国の自動車販売の落ち込みを招き、GMは09年に政府との事前調整の下で破産法の適用申請を余儀なくされ、財務省を通じて公的資金も投入された。
2008年のリセッションは、不動産市場で主に顕著となった信用バブルが引き起こした。
日本政府は当時、状況を鋭く洞察した行動を取ったが、今回の状況ははるかに深刻だと指摘した。
ギリシャのような一部諸国が最終的にユーロ圏を離脱し
ユーロの破綻につながる可能性を予想するかとの質問に対し
それを疑うことはできないと発言した。
欧州はユーロを存続させるために闘うだろうが、一部の国々は他の諸国よりも健全な状態にあり、二重構造のシステムとなっても驚かないと語った。
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