米国格付け会社
ムーディーズ・インベスターズ・サービス
のソブリンリスク担当シニアバイスプレジデント
トーマス・バーン氏
は中国の実質マイナス金利を解消することが重要であり
信頼できる資金源
を持つことで、中国の銀行システムは
多くの脆弱性
を取り除くことができると述べた。
中国人民銀行(中央銀行)のデータで預金残高は第3四半期に約4年ぶりの小幅な伸びとなった。
預金金利は過去1年8カ月にわたってインフレ率を下回っており
より高い利回り
を求めて不動産や最高年利が70%に上る消費者金融などに資金が集まっている。
9月のインフレ率は6.1%だったのに対し、預金基準金利は年率3.5%であった
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ひとこと 中国国内の問題は、消費関連物価の上昇の中で不動産が高騰した問題もあるが、原油の上昇に伴い輸送手段に費用が掛かり食料品価格の上昇につながっており、貧困世帯の割合の高さから経済社会の不安定化要因となっている。
気象変動で旱魃等の地域が広がり、コメの輸入先であるタイでは洪水が発生するなど食料品価格の上昇が止まらなければ暴動等社会不安の発生が抑止できない状況が拡大することも懸念される。
国民の数が多く所得格差が極端に高いため、国内の経済発展の歪が調整できるかどうか。
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