米国の資産運用大手ブラックロックが１９日発表した第４・四半期決算は
　　　５億５５００万ドル
　　　　（１株当たり３．０５ドル）
と手数料収入が１１％減の２２億ドルと落ち込んだのが響き前年同期の６億５７００万ドル（同３．３５ドル）から１６％減少した。

　ただ、調整後の１株利益は３．０６ドルで市場のアナリスト予想の２．９９ドルを上回った。

　１２月末時点の運用資産額は
　　　３兆５１００億ドル
　　　　　（前年同期　３兆５６００億ドル）
に減少したものの、前四半期末の３兆３５００億ドルからは増加した。

　第４・四半期は長期ファンドに２３８億ドルの新規資金が流入した。
　ＥＴＦのｉシェアーズに２０１億ドルの資金が流入した。

　進行中の新契約は１月１２日時点で５４３億ドル。１０月１７日時点の６５２億ドル、７月１４日時点の８４３億ドルから減少した。

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ひとこと
　欧州債務危機の影響で投資銀行の動きが鈍化していることで信用の蓄積が進まないのだろう。
　　　　

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