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# 787の運航再開にはバッテリー火災の原因究明が現状では困難となっており不透明感がある。
2013/01/20 04:56
 米国のボーイングの最新鋭旅客機「787」(ドリームライナー)2機で起きた
   バッテリー不具合の原因究明
は困難な状況である。このため、ボーイングは18日、787型機に搭載された
   リチウムイオンバッテリーの安全性確保
に関する米連邦航空局(FAA)の指示があるまで同機種の新規納入はしないと発表した。
 
 FAAの実験によると、リチウムイオンバッテリーは
   高温で発火
しやすく、筒型花火のように
   溶融金属を噴出
する恐れがある。
 また、バッテリー自体にも酸素を供給する部分があるため消火も難しい可能性がある。

 FAAを管轄する米運輸省の
   ラフード長官
は18日、機体の安全性が
   「1000パーセント確保される」
まで改善命令を解除しないと発言、「こうしたことには時間がかかる。忍耐強くなければならない」と続けた。
  
 
 
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ひとこと
 急速に充電できるというメリットと高性能だが容積が小さく軽いという点がこうした電源を取り付けることになった。ただ、自動車のHVも同様の電源であり、製品の性能以上に負荷をかけるようなシステムであれば発火する事故が多発していただろう。しかし、発火事故の件数は少ない。
 
 飛行機で発火事故が起きたのが電源でもある製品の不良でなければ充放電の負荷が原因で高熱を生じさせたということになれば、飛行機そのものの電気回路、配線の問題が大きくなり相当期間の原因究明が必要となるだろう。
 飛行機の使用時間や充電・放電の状況をモニターしたものがあれば原因の究明の一助にはなるが、再現事件を市内と明確な回答は出来ないだろう。
 
 米国の傲慢なこれまでの姿勢から推察すれば、整備不良か電源の部品の不良ということで矛を収める可能性があるかも。注意深く見ていく必要があるだろう。
 
 効率化や省エネ化にはメリットもあるがデメリットもある現実を知ることが必要だ。不具合が見えれば対応は可能だが、不具合を見ないあるいは見ようとしない姿勢があれば糺す姿勢が必要だ。しかし、対応できないような組織的問題があれば、組織を強化させる必要があるだろう。

  

      

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