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# ダボス 世界経済フォーラム(WEF)
2014/01/16 05:53
スイスのダボスでは
   世界経済フォーラム(WEF)
が22-25日の予定で開催され、各国指導者は世界の景気回復を持続させる方法などについて協議する。
 
 安倍晋三首相やブラジルのルセフ大統領はWEFで基調講演する。
 
 

 WEFでは
   リシェーピング・オブ・ザ・ワールド(世界の再形成)
がテーマとなっており、出席する各国首脳は40人を超える予定。
 
 
 
 WEFが15日にジュネーブで記者団に明らかにしたところでは、議題は気候変動やヘルスケアの将来、経済成長、若者の失業など多岐にわたる。

 
 欧州債務危機の負の遺産といった主題を取り上げる出席者は欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁やイングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁のほか、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事や世界銀行のキム総裁ら。


 WEFの創設者である
   クラウス・シュワブ氏
は記者会見で
   今年は昨年と異なるもの
になるだろう。
 いかなる危機も影を落とすことはないからだと景気回復の流れにある状況で開催され、自信がゆっくりと戻ってきていると述べた。
 
 しかし、われわれの期待も低下しており
   レバレッジ解消
がなお必要であることは明らかであり
   重い荷物
を背負って走っているようなものだと述べた。

 
 世界的問題に取り組むというWEFの目的を反映し、今年の会合では米国のヤフーのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)や中国工商銀行の姜建清会長、スイスのノバルティスのジョセフ・ジメネスCEOが共同議長を務める。
 
 100カ国から約2500人の出席者が見込まれている。  

 
 キャメロン英首相やオーストラリアのアボット首相、イタリアのレッタ首相、メキシコのペニャニエト大統領、韓国の朴槿恵大統領も基調講演を行う予定。   
  
   
 

ひとこと
 ダボス会議の結果、世界のマーケットへの影響を及ぼす合意が形成され、大きく金融政策が変わることがあった。
 各国首脳の発言には注意が必要だろう。アベノミクスへの期待感でこれまでの株価の上昇もこれから先、消費税増税の影響から消費が鈍化し景気が失速する可能性が高い。
 
 バブル崩壊後の景気刺激策で小出しにした資金投入などという、砂漠に水を撒くような愚策を繰り返し、財政を弱体化させたと同様な結果を生み出しかねない。
 
 日本国民の財布の紐が緩み、楽しく消費拡大が行われ薄利多売の商品ではなく、付加価値の高い商品が売れ出すことが日本経済を活性化することになる。
 
 消費動向を見る場合、量ではなく、質を良く見るべきだ。繁忙であっても活力を削ぎかねない経済の仕組みを早急に改める必要がある。
 
  
  
  
           
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