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# 米国NY株式市場 新興市場不安で6月以来の大幅安
2014/01/26 06:22
米国NY株式相場 は6月以来の大幅下落となった。
 
 主要株価指数は週間ベースで2012年以来の大幅安を記録した。
 
 
 新興市場通貨が売られる中、世界の市場が一段と不安定になるとの警戒が強まった。
 
 
 ダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーやゼネラル・エレクトリック(GE)、ボーイングが下げの中心となった。
 
 また、予想を下回る利益を発表した鉄道会社カンザスシティー・サザンは15%下げ、2008年以来の大幅安。
 
 
 昨年10-12月(第1四半期)の利益はアナリスト予想に届かなかったスロットマシンメーカーの
   インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(IGT)
は15%急落した。
  
 
 S&P500種株価指数 は
   1790.29(前日比-2.1%)
で終了した。
 終値では昨年12月17日以来の安値水準だった。
 
 週間では2.6%下落した。
 
 ダウ工業株30種平均は
   15879.11ドル(前日比ー318.24ドル(2%))
だった。
 週間では3.5%下げた。
 
 
 新興国通貨は前日に過去5年で最悪の急落となった。
 
 アルゼンチンが外為市場での買い支えを減らしてペソを事実上切り下げたことなどが背景。
 
 また、トルコ・リラが大きく下げたほか、ウクライナのフリブナは4年ぶり安値、南アフリカ共和国のランドも下げ、2008年以来で初めて1ドル=11ランドの水準を割り込んだ。  

  
 
 

ひとこと

 経済回復の勢いが止まりつつあるようだ。新興国への資金流入が止まって、利益確保の動きが昨年出た流れの結果だろう。
 通貨下落で為替差益が出るため、再び、資金が流入して権益を確保する可能性が高い。
 
 リスクヘッジの円高で資金が日本国内に流入しており、株価の下落を誘ってきており、どこまで円高になるか注目したい。
 日本株のファンドへの組み込みのためかどうかだ。
 
 日本の中小企業は円高の流れを利用して、日本の国債と株式を組み合わせたファンドを海外投資家に売り込み、次の円安における景気回復に伴うインフレ傾向の高まりで国債の流通価格の下落(金利の上昇)に対応したリスクヘッジを掛けておくべきだ。
 
 国債の償還まで手元に置くと額面が維持されたとしても、経済の活発化に対応した利益の追求が出来なくなる恐れがある。

   
  
  
  
           
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