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# 米国の情報機関が中国の関与を調査
2013/06/25 19:19
 米国の情報機関は
   エドワード・スノーデン容疑者
が米国政府の
   機密監視プログラム
を暴露したことについて
   中国の情報収集活動の一環
だった可能性や
   米国の監視プログラム
に対して同容疑者が抱く懸念を中国が利用した可能性などがあるとして調査している。
 
 
 
 この情報は機密だとして4人の米国の当局者が匿名を条件にメディアの取材で述べ報道された。
 
 
 メディアに情報を流した当局者はスノーデン容疑者が中国の工作員だったという確たる証拠や、中国が直接または仲介者を通して香港やモスクワへの渡航計画を支援したという証拠はまだないと強調、そうした米国にとって最悪のシナリオの可能性を調べる責務があると語った。
 
 
 
 オバマ大統領は
   スパイ罪
でスノーデン容疑者の身柄を拘束するため、各国と協力していることを明らかにした。
 
 
 米国政権当局者は同容疑者が香港を出てロシアに向かうことを中国が許可したと非難している。
 また、同容疑者がまだロシアにいるとの想定の下、同国に身柄を引き渡すよう圧力をかけているようだ。
 
 
 
 ケリー米国務長官は24日、もしロシアがスノーデン容疑者のモスクワ到着を事前に通知されたにもかかわらず、「その通知を意図的に無視し、法の基準に従わないと決定」したのであれば「深刻な問題だ」と述べた。
 
 なお、ロシア外務省は同日、コメントを控えた。
 
 
 プーチン大統領の
   ぺスコフ報道官
はロシアが同容疑者の政治亡命の許可を検討する可能性があると明らかにした。
 その上で、スノーデン容疑者の移動をめぐる情報を把握していないと述べたという。
 
 

ひとこと
 機密監視プログラムを暴露したことがスパイ罪にあたるのかどうか疑問もある。ただ、何処の国家も多かれ少なかれこうした情報戦を行っているのは事実だろう。暴露されないような対応が本来は事前に必要だが、対応が遅れたのは明らかだ。
 
 情報戦では、漏れた情報に偽物を仕組むのも意図的に行うこともある。
 
 仮想敵国を騙すために意図的にスパイを仕立て上げ信じさせることもまた真かも。

 

 

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