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2010/11/10 05:21
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戦略国際問題研究所 (戦略・国際問題研究センター) (Center for Strategic and International Studies, CSIS ) 米国の陸軍・海軍直系の軍事戦略研究所として設立されたシンクタンク アメリカ合衆国のワシントンD.C.に本部を置いている。 海軍作戦部長を退任したアーレイ・バークおよびデイヴィット・アブシャイア (David Abshire) が主導し、ジョージタウン大学の付属研究機関として1962年に設立された。 なお、1987年、同大学から独立した研究機関となっている。 2000年より同研究所所長CEOにはジョン・J・ヘイムリ (John Hamre) 元国防副長官、理事長は元上院議員で上院軍事委員会の民主党の重鎮 サム・ナン氏 が務めている。 日本との関係では、稲盛財団が米国ワシントンD.C.のCSIS(戦略国際問題研究所)と共同で2002年4月1日、政界、経済界等の若手リーダーを養成するため、稲盛財団からCSISに寄付した500万ドル(約6.5億円)を設立基金として アブシャイア・イナモリ リーダーシップアカデミー (Abshire-Inamori Leadership Academy:略称AILA) を同研究所内に設立している。 CSICはイラク復興において、リポート より賢い平和 (A Wiser Peace) を作成し、イラク戦争ではブッシュ政権内で終始強硬な攻撃論を主張し、軍産複合体を体現した人物として知られるラムズフェルド国防長官に提出した。 なお、ラムズフェルド国防長官はアフガニスタン侵攻やイラク戦争において国防長官として指導的役割を果たしたが、イラク戦争では開戦前に戦時における部隊運用規模をめぐり少数兵力による迅速な敵地制圧を唱え、日系のエリック・シンセキ陸軍参謀総長など反対する将校を解任するなど強硬手段を取った。 現在でも、アメリカ国民はもちろん制服組からの評判も極めて悪く 歴代最悪の国防長官 と酷評された人物である。 PR |
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